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観戦記 8/6(土)予選第2試合 わいわいPeca将棋 vs 夏の思い出




◆ 第1試合を快勝したわいわいチーム。第2戦の相手は「夏の思い出」。

予選第1試合、喫茶江戸川チームに居飛車穴熊で快勝した「わいわいPeca将棋」。
第2試合の相手は「夏の思い出」になりました。
合計レート的には1000点ほど格下ですが、4将互角、5将500点格上という気の抜けないマッチアップです。

控室には本日の対局メンバーが続々と集まってきました。
1局目を勝っていることもあり、雰囲気はなごやかムードです。
ちなみに本日の中継配信は佐賀さん、解説はニノンさんです。

うぃずゆう(3将) > 眠い。くりみすしそう
みづの > かーみくんやったれよ
かーみ(2将) > がんばります
DoG > どんな作戦になるのかな
茶王(1将) > 作戦は
茶王 > 書道なら負けない

わいわいPeca将棋は1局目からメンバー変更をしてきました。
前局大活躍の箙さんに変えて、1将はリレー初出場の茶王さんです。


振り飛車党で角交換振り飛車などを得意とする茶王さん。
1局目とは違いこちらが振り飛車側を持つ将棋になりそうです。

◆戦型は角交換振り飛車に。

振り駒で夏の思い出チームの先手で対局がスタート。
開始からいきなり▲2六歩〜▲2五歩と飛車先を決めてきました。
対するわいわい1将茶王さんは△3三角と受けてから△8八角成。

四間に途中下車したあと、向かい飛車に振り直しました。

この局面図をよく見てみると、初形から数えて居飛車が12手指しているのに対し、振り飛車は9手。
「角を3三に上がる」「振り飛車から角交換」「四間から向かい飛車に振り直し」の3手の間に居飛車が手を進めていることになり、実質3手損の将棋になっています。
えぇ?それすげー不利じゃね?と思われるかもしれませんが、わいわいチームは今回後手番。 リレー将棋では千日手が後手勝ちとなるため、後手を引いた場合のこういった待ちの作戦はひとつの有効な手段。
事前に用意した作戦であると言ってよいでしょう。

以下、先手夏の思い出は矢倉囲いにして、右銀を▲3七銀型に配置。
対する後手わいわいは高美濃まで早めに組み上げました。

この戦型は金を待機させたまま△4二金△2一飛型で待つ作戦もありますが、わいわいチームの方針はあくまで囲いを急ぐようです。 角交換振り飛車では組みにくい金銀3枚の銀冠まで辿り着ければ、手損ながらも作戦勝ちが見込めます。

えぇ?今日はやけにちゃんと解説してるじゃないか、って?
いやまあ、角交換振り飛車はチリさざえ専門分野なんでね。どうしても一言多くなっちゃうんだよね。

◆戦型は角交換振り飛車に。

茶王 > 作戦どおりやったのでがんばって
うどん > 作戦通り
かーみ > 作戦通り
かーみ > 完璧です
うぃずゆう > 千日手にしましょう!

2将かーみさんへの交代で控室に戻ってきたチームメンバー。
やはり角交換振り飛車〜手待ち狙いは作戦だったようです。

うぃずゆう > 46銀44銀の形で56角だけかなぁ
うぃずゆう > 心配なのは

2将の争点は、手持ちの角をどう使うか。
うぃずゆうさんご指摘の5六角は、そうです、メルモンチーム半袖さんの最大の敵・筋違い角ですね。

301 :菅野:2016/08/06(土) 21:07:48
筋違い警察がスタンバイに入りました

この角を打ってくるのかどうかがひとつのポイントとなりそうです。


2将スタート。
銀対抗の形になりました。
4七銀3七桂型と並び、実践例が多い形です。

うぃずゆう > 74歩〜73桂と自然に
うぃずゆう > 33桂選ぶかなぁ

かーみ:△7四歩

かーみさん、7四歩のほうを選びました。
高美濃の懐を拡げる価値の高い一手です。
相手の▲1八香の穴熊志向に対し、△7三桂ではなく△5五歩と中央の位を取りました。

5五銀のぶつけがなくなるだけに、決断の一手と言えます。

うぃずゆう > 54角打つってことかなぁ
うぃずゆう > 76の歩とって、もっかい54引いて、35歩とか

相手からも▲6六銀などの手段が生じるので難しいところです。
実戦は▲1九玉△7三桂▲8八金△8四歩と、互いに玉の整備の手を重ねる展開になりました。

かーみ玉はここから△8三銀と銀冠へ組み変えたいところですが・・・
佐賀さん「実はここから直接銀冠には組めません。△6二金〜△7二金とするんですよ!(キリッ」
ニノン「えぇ?なんですか?」
佐賀さん「62金・・・から72・・・金・・・でしたっけ・・・?」
ニノン「ふーん、そうなんですか。(棒)」
ということで信用されない佐賀解説ですが、実際この形で△8三銀とするのはリスクが高い一手。
ということでかーみさんが選択した手は・・・

かーみ:△8三玉

かーみさんの選択手は、どこかで見たことがある玉上がりでした。
そう、昨年のリレー将棋で「うどんJAPAN」が採用した、玉を上下往復しながら手を稼ぐ手です。

ただしうどんJAPANの場合は3将のレート差(相手が格上)をいなすための勝負術。 わいわいチームの場合は5将が相手格上のレート構成になるため、むやみに手数を伸ばすのはあまり得策ではありません。

ということで手数が伸びるのは大歓迎の相手チーム。
端歩や金を動かしてわいわいチームの手待ち作戦に乗っかります。
同一局面も何回か現れ、千日手もちらつく展開ですが・・・
冒頭にも説明した通り、千日手は後手(わいわい)勝ちがリレー将棋のルール。

半袖 > 千日手こい!!
DoG > 千日手ありえるでw
DoG > レートが倍あって千日手する新人

はい、まー当然のごとく千日手にはなりませんでした。
2将終盤、相手の打開筋は▲1四歩の端攻め。

以下▲2四歩と2筋も切り、香車を捨てて一歩入手。
それを2三に叩いたところで2将終了となりました。
端からの打開の定番筋ですが、後手の陣形は安定しているのでやや無理している印象があります。

◆エースうぃずゆうさん、本局も鋭い手を連発で優勢に!

ということで3将はわいわいチームのエースゆーさん。
相手のレートは1400点。ここはサクッと優勢にしてしまいたいところでしたが、いやー、実際観戦記に取り上げる部分がないほど簡単に優勢になってしまったのでした。

相手のと金づくりに対し、△1八飛成と飛車を成った局面。
結果的にこの飛車成りが急所だったようです。
先手はここから飛車を使おうにも、▲2三飛成〜▲4三龍は△5三銀で後手玉が固くなるばかり。
対して後手わいわいチームは△6九角くらいの単純な手が急所に刺さってしまいます。
以下、受け続ける先手を一方的に殴り続ける30手となりました。

あひる > 強い
みづの > つええなあ
茶王 > すごい
うどん監督 > ゆーさんさすがすぎる
かーみ > ゆーさん将棋つよいね

◆4将さぼりんが寄せてわいわいチーム完勝!&予選突破!

最後を締めるのはユーチューバーさぼりん。
「あっヤバいヤバい!水槽の照明が!!」
「ここからクライマックです!」
など、間違いようがない局面に無理やり編集点を付けて一人実況していただきました。
次はもうちょっと見せ場のある局面だといいね。おつかれさまでした。

リレー将棋 peercastチーム「わいわいPeca将棋」 わからない時は王手をかけろ!

http://www.youtube.com/watch?v=selVhlsYDX8

というわけで、「わいわいPeca将棋」は前局に続き快勝で予選突破を決めました。
かーみさんにとっては、出場6回目にしてようやくの決勝トーナメント進出。おめでとうございます!

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